がちりびと

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ビットコインって短期トレードと長期保有どっちがいいの?

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ビットコインに限らず、投資を短期トレードで行うか長期保有で行うか迷うものです。結論からいうと、ビットコインは長期保有のスタンスの方が良いでしょう。価格の上下が激しい今は短期トレードに魅力を感じがちですが、損失を出して一発退場の可能性もあります。今回は、長期保有をすすめる理由を解説していきます。

短期トレードと長期保有の違い

長期保有のスタンスが良い理由を解説する前に、まずは短期トレードと長期保有の違いを解説します。そもそも短期と長期の期間に明確な定義はありません。一般的な株式投資に当てはめると、以下のようになります。

デイトレード1日で決済するトレード
スイングトレード1週間程度で決済するトレード
中期トレード数週間~半年程度で決済するトレード
長期トレード半年~数年以上で決済するトレード

上記のようなイメージなので、本記事では1日~1,2か月程度で決済する取引を「短期トレード」、その期間以上保有することを「長期保有」という定義にします。つまり、短期トレードはビットコインを取得して、その日のうちに円に換算するか、1,2か月以内に円に換算します。長期保有は、それ以上の期間、ビットコインを保有し続けるということです。

短期トレードのイメージは、以下の通りです。

・1ビットコイン150万円のときに1ビットコイン購入
・1ビットコイン155万円で1ビットコイン売却
この取引で5万円の利益が出たことになります。ビットコイン価格が5万円(約3.3%)上がることは、1日スパンで見ても良くあることなので、この短期トレードを繰り返し利益を上げるということです。

短期トレードのデメリットとリスク

まず、長期保有をすすめる理由は、短期トレードには以下のデメリットとリスクがあるからです。

取引ごとに毎回手数料がかかる
価格の上下に敏感になる
税金の計算が面倒

ビットコイン取引は、株式取引などより手数料は低いですが、それでも取引所によっては毎回手数料がかかります。たとえば、国内取引所大手のビットフライヤーでは、100万円の売買時にそれぞれ0.11%の手数料がかかります。

つまり、100万円分のビットコインの購入時に1,100円の手数料がかかり、100万円分のビットコインを売るときにも1,100円がかかります。短期トレードは取引数を多くしないと利益が出ないので、どうしても手数料が高額になってしまうのです。仮に、100万円の売買を繰り返し、月に15回決済するとします。その場合は売買を30回繰り返しているの、月に3.3万円の手数料かかるということです。

また、前項で解説したように、現在のビットコイン価格は1日で数%上下することは良くあるので、短期トレードをする場合には1日で決済することも多いです。そのため、価格が数%下がっただけでも敏感になり、買い増すか損切するかの決断を迫られます。

そのため、精神的にも常にビットコイン価格が気になる状態であり、判断を見誤ると大きな損失につながってしまうのです。この点からも、ビットコインの短期トレードは、投資に慣れている人や、情報収集などの時間が比較的取りやすい人に向いている、投資上級者向けの投資と言えます。

さらに、ビットコインをはじめとした仮想通貨の税金は、取引ごとに得た利益を全て計算しなければなりません。そのため、短期トレードを繰り返すと、全取引の収支計算をする必要があるので、税金の計算が非常に面倒というデメリットもあります。

長期保有のメリットとデメリット

短期トレードは、短い時間で利益を増やせる可能性もありますが、前項のようなリスクとデメリットもあります。一方で、短期トレードとは逆に長期保有には以下のメリットがあります。

手数料を節約できる
価格の上下を気にしない
保有しているだけでは税金はかからない

上記のメリットは、前項の短期保有のデメリットやリスクと逆のことです。長期スパンで見れば、ビットコイン価格が下がっても気にしませんし、むしろ買い増しのチャンスと捉えることが出来ます。そのため、ビットコインが暴落したとしても、たとえば1年スパンでビットコイン価格が戻れば問題ないのです。

ただし、長期保有には、「利用できる資産が増えていかない」というデメリットもあります。たとえば、1ビットコイン150万円のときに2ビットコイン(300万円分)取得したとします。3か月後に1ビットコインが190万円に上がれば、単純計算で「(190万円-150万円)×2ビットコイン」となり80万円分の利益が出たことになります。

しかし、この80万円の利益はあくまで含み益であり、実際に日本円が増えたわけではありません。そのため、長期保有しつつ、部分的に決済するという方法もあります。たとえば、含み益が80万円出たのであれば、その80万分だけ決済をして、ほかの投資に回すという方法です。

ほかの仮想通貨を購入しても良いですし、ビットコインが下がったときに再度買い増しをするという方法もあります。ビットコインの長期保有は、ビットコイン価格だけが利益を増やす方法なので、一部決済をしてほかの投資にまわすことで、さらに資産を増やせるといわけです。

長期保有をするのであれば安全性の高い取引所やハードウォレットを利用することをお勧めします。

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まとめ

このように、短期トレードは短期で利益を得るには向いてますが、中々難易度が高いです。一方、長期保有は堅実な投資であり、大きな損失になるリスクを減らせます。また、部分的に決済することで資産を増やすことも可能なので、長期保有をすすめているというわけです。