がちりびと

仮想通貨で億り人になるための方法を日々研究しています。

仮想通貨に関する悪いニュースをがちでまとめてみた!!

この頃、仮想通貨に関する悪いニュースをよく耳にしませんか。「仮想通貨なんて自分は興味ない」という方でも、おいしい話をもちかけられて、詐欺に巻き込まれるケースもあるようです。

そうならないためにも、情報や知識を得ておくことが大切です。情報や知識があれば、自分の身を守ることができるからです。

そこで今回は、仮想通貨の暴落や詐欺事件・流出事件など、悪いニュースについてご紹介します。

仮想通貨の価値が暴落

まず、仮想通貨の暴落に関するニュースについて、ご紹介します。

2018年1月

2018年1月に、仮想通貨の市場価格が暴落してしまいました。その背景には、インド政府の誤った報道やコインチェック事件などがあります。

まず、インド政府の誤った報道について。これは、インド政府の財務大臣が、「仮想通貨を通貨として認めていない」と述べたところ、ある報道機関が「インドでは、仮想通貨が完全禁止される」と報道してしまったことが発端になっています。

実際のところ、政府は完全禁止とまでは断定していなかったようですが、「インドで仮想通貨は全面禁止される」という噂が飛び交ってしまい、仮想通貨の信用が落ち、価格の下落につながったとされています。

コインチェック事件については、管理の甘さが原因だったようですが、詳細については後述しますので、そちらをご覧ください。

2017年9月

2017年9月1日時点では、1BTC=53万円を超える価格でしたが、その約2週間後には、1BTC=34万円台まで暴落してしまいました。たった2週間程度で、およそ20万円ほど価値が下落してしまったんですね。

この暴落の背景には、中国人民銀行(PBoC)の影響があります。9月4日、中国人民銀行は、国内において仮想通貨のICO(新規仮想通貨公開)を全面禁止する旨発表。次いで、9月8日には、国内の仮想通貨取引所を停止することを発表してしまいました。

この報道を受けて、「今後、仮想通貨が使えなくなってしまうのではないか」という不安が投資家たちの中でおこり、仮想通貨を売却する人たちが次々と出てしまったようです。

このケースにかかわらず、中国の政治情勢が仮想通貨に影響を与えることは、しばしば見られています。ですので、中国の経済ニュースには、敏感になっていた方が良さそうですね。

仮想通貨に関する詐欺事件

近年、仮想通貨に関する詐欺事件が発生しています。一例として、Prodeumの詐欺事件をご紹介します。

Prodeum

2018年1月25日、リトアニアにあるProdeumというスタートアップが、仮想通貨を発行することでICO(イニシャル・コイン・オファリング)という資金調達を実施しました。ところが、その3日後には、行方をくらましてしまったそうです。

被害額は、微々たるものだったようですが、姿を消してから未だに犯人が見つかっていないようです。 ICOについては、Prodeumの件に限らず、詐欺事件が横行しているとのこと。資金調達を名目に、仮想通貨への投資を呼びかける動きが見られた場合、詐欺であることを疑ってみる必要がありそうです。

不正アクセスによる流出事件

最後に、不正アクセスで仮想通貨が流出してしまった事件ついてご紹介します。

The DAO事件

「The DAO」とは、非中央集権型(自律分散型)の投資ファンドを構築することを目指したプロジェクトのことです。このプロジェクトによって、資金を集めようと考えていましたが、2016年6月、何者かのハッキングによって、360万ETH(約43億円)が盗まれてしまいました。

DAO事件の原因は、イーサリアム自体ではなく、The DAOのサービスの脆弱性にあったようです。

コインチェック事件

2018年1月26日、仮想通貨の取引所であるコインチェックが、ハッキングによって、5億2,300万XEM(日本円にして約580億円)を流出してしまいました。

金融庁の調べによると、コインチェックは、ユーザーの仮想通貨をコールドウォレットで保管していなかったとのこと。つまり、オフラインで保管されていなかったんですね。

コインチェック側は、失われた分の仮想通貨について、近日中に補償する旨公表していますが、具体的な日程については、特に明示されていません。

「犯人が捕まってほしいという」声ももちろんありますが、それよりも「早く損失を補償してほしい」という声の方が多くありそうです。

gachiribito.hatenablog.jp

まとめ

 

今回は、仮想通貨に関する悪いニュースをまとめてみました。

暴落については、ここ最近で言えば、2018年1月と2017年9月に発生しました。2018年1月の暴落についてはインドが、2017年9月の暴落については中国が関係しています。

これらのことから分かるように、暴落する際には、各国政府の発言がポイントになっています。ですので、ニュースを見る際は、国内の政治だけではなく、海外の政治の情勢についても把握しておく必要があります。

また、近年では仮想通貨に関する詐欺事件が頻発しています。おいしい話を持ちかけられた場合は、まずは相手を疑ってみることが大切です。

特殊詐欺にもいろんな種類があるように、仮想通貨詐欺も多様化することが予想されます。ですので、心構えをしっかり持ち、詐欺に関する知識や情報を常に仕入れておきましょう。

The DAO事件やコインチェック事件で見られるように、不正アクセスによって仮想通貨が流出してしまう事件が、度々発生しています。安全性の高い取引所を利用するなどして、事件に巻き込まれないよう努める必要がありそうですね。

以上、仮想通貨に関する悪いニュースについてでした。